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いのちのシンポジウム@米子

2008/08/18

2008年7月5日(土)6日(日)の2日間に渡り、鳥取県米子市 米子国際ファミリープラザにて、ムコ多糖症とドラッグラグについて考えるシンポジウムと講演会が開催されました。

7月5日(土)の演題は、「ノーモア・ドラッグラグ 〜いのちのシンポジウム@米子〜」。
鳥取県における、平成20年度の人権協働ネットワーク実施事業(鳥取県委託事業)および「とっとり県民カレッジ連携講座」として開かれたこの催しには、米子ロータリークラブ様、米子ローターアクトクラブ様、かいけ幼稚園様、米子市が主催、そして、ムコ多糖症支援ネットワークが共催として名を連ねさせていただきました。
プログラム前半の講演会は、ムコネット理事の中井まりが講師をつとめました。
今回の講演では、ムコ多糖症とはどういう病気なのか、ドラッグラグとはどれほど深刻な問題なのかについて話しました。

講演会に続き、ドラッグラグについてのパネルディスカッションが行われました。米子ロータリークラブの船越清輔会長がコーディネーターを務められ、パネリストとして厚生労働省医政局研究開発振興課の佐藤大作課長補佐、鳥取大学医学部の大野耕策教授、かいけ幼稚園の柳谷由里理事長、第2690地区ローターアクトの長田和之代表、そして当法人からは湯浅次郎が舞台に上がりました。

最初に、厚生労働省 佐藤課長補佐が、日本の治療薬承認の制度やドラッグラグをなくすための5ヵ年計画などをパワーポイントで説明されました。
それに対し、船越会長からの指名で、湯浅が発言。日本の製薬企業がヨーロッパで開発した抗がん剤が、日本で承認されるまで、実に9年もの歳月がかかった例をあげ、「ドラッグラグは日本国民全てが直面している、重大な危機である」と語りました。
続いて、鳥取大学の大野教授より、先天代謝異常症のための新たな治療薬の研究が進んでいることについてのご説明がありました。
かいけ幼稚園の柳谷理事長は、ムコネット書籍「命耀ける毎日」の内容を引用され、保育士も多くの病気を知り、更に良い保育を目指す必要があると発言されました。長田ローターアクト会長は、ドラッグラグを無くすために、一人一人が何をすべきかを話されました。
「ドラッグラグ」について意見が交わされたシンポジウムは、大変内容の濃いディスカッションとなりました。

2日目の6日(日)は、「国際ロータリー第2690地区 ローターアクト2008〜2009年度地区統一委員会」の中のメインプログラムとして、ムコネット理事である中井まりによる講演会とビデオ上映を行いました。
鳥取・島根・岡山を管轄される第2690地区ローターアクトクラブ様は、今期1年間の活動として、ムコネットと連携を取りながら、様々なムコ多糖症支援活動を展開してくださることになりました。

末筆となりましたが、開催にあたりご尽力頂きました関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。

NPO法人ムコ多糖症支援ネットワーク